国立博物館で開催されている中国国宝展を見学してきました。
遺跡マニアの私にとって博物館めぐりは趣味のひとつです。
はるか遠い昔に人の手によって作られた造形物が、数千年もの時を越えて、現代に姿を現すということにとても浪漫を感じます。
器物に込められた願いや意味に感心し、想像力を膨らませ、当時の様子に思いを馳せてみたりしていると時の経つのを忘れるほどです。
日本の博物館では展示物は大抵ガラスケースに収まっているので触れることはまず無理です。
海外では無造作に置かれていることが多いので、たまにそっと触れてみます。
感触はもちろん見たままなのですが、触れることで指先から器物の持つ様々な情報が映像となって頭の中に入り込んでくるような感じがします。
今回の中国国宝展は当然のことながら触れることはできませんが、最近よく取りざたされる長江文明の展示物などがあって大変興味をそそられました。
東京近郊の方で、お時間があればオススメです。