先日誕生日を迎えてしまいました。
誕生日が来るたびに少しブルーになります。
10代から20代前半にかけては、誕生日はあんなに楽しみだったのに・・・
子供の頃は早く大人になりたくて、何かにつけ背伸びしていた自分をよく覚えています。
しかし今では若いままで歳をとりたくないと願っています。
魚屋で「ちょっとそこのオジサン、魚が安いよ!」と言われると落ち込んで、床屋で「今年、成人式ですか?」と聞かれるとニコニコしてしまいます(2年前の実話です)。
小学生のときは時間の流れが今よりもっとゆっくりだったような気がします。
歳を重ねるたびに、そして今は特に時間の流れの早さを痛切に感じます。
誰かが「時間の早さの感覚は歳に反比例する」のようなことを言っているのを最近聞きましたが、なるほどと思いました。
時間の量は同じはずなのに、感じ方は相対的に異なるようです。
でもこの話によると100歳のお爺ちゃんになったときは今よりもっと時間の流れが早く感じることになります。
実際のところどうなんでしょう?
初めて入社した会社で、先輩社員に「オマエらもな、30歳過ぎればこうなるんだよ」と自分の脂肪でたるんだ腹をつまんで、半ばヤケ気味に言われたのを誕生日になって思い出しました。
早速、腹をつまんでみましたが、1cmくらいで以前とあまり変わらないようです。
ヨカッタヨカッタ。