ネットから注文したノートパソコンが事務所にやってきました。
今までに5台のPCを使ってきましたが、ノートPCは初めてです。
液晶が思っていたよりも鮮やかでビックリしました。
私が学生の頃はノートパソコンといえばモノクロ液晶があたりまえで、カラーは「超」が付く高級器でした。
百科事典並みの厚さがありましたが、それでも今まで使っていたパソコンと比べると「なんて小さいんだ!」と感心していた記憶があります。
パソコンに初めて触ったのは小学生の頃。
新しい物好きの父がワープロに使おうとPCを買ったのですが数回触っただけで使いこなせず、結局我々子供たちのオモチャになりました。
その頃のパソコンは今からは想像もつきませんが、色は8色のみ。
ハードディスクなんてありません。
メディアはカセットテープでした。
ゲームを始める前にPCの前に正座して座り、カセットを入れ、「load “XXXXX”」と入力するとカセットがピーガーピーピーガーと鳴り始めます。
そのまま待つこと20分、音が鳴り止むとようやくゲーム開始です。
当時のパソコン雑誌にはゲームのコードが書かれたものがよく掲載されていて、「01 5F 32 23 47 ・・・」と延々入力していくと簡単なゲームを楽しむ事ができました。
次のパソコンは少し進化して「フロッピーディスク」なるものが付いていました。
これは今でも使われている3.5インチではありません。
ペラペラの5インチフロッピーでした。
この頃はまだWINDOWSのようなOSがなく、メーカーが異なるパソコンは互換性がなく独自仕様になっていました。
ゲームもNEC用、富士通用、MSX用というように分かれており、さらにNECでも98用、88用、68用と別々に作られていた時代です。
当時を再現すると▼こんな感じです。
友人「ウチ、パソコン買ったんだ」
自分「ホント!ゲーム貸してよ」
友人「ゴメン、ウチのパソコン98なんだ(誇らしげ)」
自分「・・・(畜生!)」
あの頃から比べると今のパソコンは隔世の感があります。
10年後のパソコンはどうなっているんでしょうね。