先日、後輩から悲しいメールが届きました。
「空手道部が廃部になりました。○○先輩が最後に部室の後片付けをされたとのことです。」
今年いちばんの悲しいニュースでした。
大学を卒業して9年、知っている後輩たちも卒業したため訪れることもなくなっていましたが、心の片隅でずっと気にはなっていました。
突然の知らせに大変驚いたものの予期されていたことだったため、「ついにその日が来たか」と思いました。
私が入部したときは17名でしたが、我々の代以降、入部者は毎年減る一方で減少を止めることができませんでした。
新入生のときに空手道部と同数ほどだった剣道部が在学中に廃部になったとき、空手道部もいつかその日が来るのかもしれないと漠然と思っていました。
体育会とか武道とか古めかしく堅苦しいものは廃れて行くのは時代の流れなのかもしれません。
新しいものばかりがもてはやされる風潮の中、伝統などが軽んじられることを快しと思わない私は古いタイプの人間なのかもしれません。