クロマニヨンって実はフランス語なんです。
フランス語表記で、Cro-Magnon。
フランス語的に読めば、クロマニョンの方が正解でしょう。
学校でもそう習ったような記憶があります。
そのためか、みなさんからいただくメールにもよく”クロマニヨン”ではなく”クロマニョン”と書いてあることが多いです。
たまに”クロマニオン”となっている場合もあります。
”クロマニョン”や”クロマニオン”で覚えてしまうと、検索エンジンで調べてもまったく出てこないことがあるので注意が必要です。
URL(www.cromagnon.net)もローマ字では読めないので名前が決まってから「覚えてもらえないんじゃないだろうか・・・」と不安だったことをよく覚えています。
自分も最初は「クロマグノン.ネット」と覚えるようにしました。
命名者は私の知人です。
2000年の当時、インターネットバブルが吹き荒れる中、「アマゾン」という誰でも知っている言葉で、無関係だけどインパクトの強い言葉を選んだネットのブックストア「アマゾン」が急成長するのを見習って付けました。
なので商品とはまったく関係なく、始めの頃は「なぜ、クロマニヨンなんですか?」と聞かれることも多かったです。
蛇足ですがもうひとつ出ていた名前の候補は「アルマジロ(Armadillo)」。
アルマジロの由来はスペイン語のarmado(武装した)から来ています。
私はアルマジロを推していたのですが、こちらの方がもっと覚えにくく、今ではクロマニヨンでよかったと思っています。
クロマニヨン人の名自体はクロマニヨン人が発見された南フランスのクロマニヨン岩陰遺跡から付けられています。
原人や新人の名前は発見された地域の名前から付けられることが多いようですね。
ドイツ西部のネアンデルタールで発見されたネアンデルタール人、北京近郊で発見された北京原人、ジャワ島で発見されたジャワ原人などがあります。
日本の明石で発見された明石原人なんてのもあります。
クロマニヨンの名前の由来となったクロマニヨン岩陰遺跡に機会があればぜひ行ってみたいものです。
ロゴ 2000.7~2002.2
ロゴ 2002.2~