ビーズギャラリーにアンティークビーズのジャワ玉を追加しました。
ジャワ島では石墳墓から様々な時代のビーズが出土します。
数百年の歳月を経て、再び地上に姿を表したビーズは当時の美しい色を残しています。
人から人へ、時代から時代へビーズは旅を続け、遠く離れたまったく異なる地で、生産地が同じビーズが見つかることは珍しくありません。
イタリア、ヴェネツィアで作られたビーズがアフリカ、東南アジアの各地で見つかります。
色彩豊かなガラスのビーズはその昔宝石と同じように扱われていました。
褐色の肌に美しく映える鮮やかな色のビーズ。自然界には存在しないようなビビッドな色に人々は夢中になったに違いありません。
ある地域では色の鮮やかさがそれを身に着けるものの生命力を表すと考え、競って美しい色のビーズを求めたこともあったそうです。
工業社会の現代、ガラスビーズは大量生産されるようになり、相対的に価値が低くなりましたが、古代の人々を虜にしたアンティークビーズの美しい色合いは今も変わりはありません。
興味がある方はぜひご覧になってみてください!!