新作のカレン族シルバーブレスレットを6品掲載しました。
10月半ばはひどいカゼで10日ほど寝込んでいたので、新作発表がずいぶん遅くなってしまいました。
体調が完全に回復しましたので、これまでの遅れを取り戻すべくこれからどんどん新作アクセサリーを掲載していきます。
お時間あるときにぜひチェックしてみてください!!
今回の新作ブレスレットは、シルバービーズのみが3点、ラピスラズリが2点、ターコイズが1点です。
前回ラピスラズリの話を書いたので、今日はターコイズについてちょっと書いてみます。
ターコイズはラピスラズリと同じ古くから人との係わりがある石です。
ターコイズ(トルコ石)という名前は、トルコで石が採れたからではなく、産地がイラン、エジプトであったため、東方世界と西方世界を結ぶ交易路の交差点にあったトルコを経由して西欧に運ばれたのでこう呼ばれるようになったのは有名な話です。
ちなみに中国では緑松石と呼ばれています。
ネイティブアメリカンにとってはもっとも重要な石で、青い空の象徴として様々な儀式や、装飾品に使われたりします。
インディアンジュエリーといえばターコイズが真っ先に思い浮かびますよね。
同じくチベットでもターコイズは女性の髪飾りなどに欠かせない石です。
全部で数キロになるんじゃないかと思うくらい垂れ下がっています。
色は空の青から深い緑まで幅広く、白、茶、黒が複雑に入り混じり美しい色合いを作り上げています。
色合いは銅とアルミニウムの含有量によって変化し、銅を多く含むものは青に、アルミニウムを多く含むものは緑になります。
日本ではトルコ石は水色のイメージが強いですが、チベットでは緑の方が好まれています。
緑のトルコ石は水色のような華やかさは少ないですが、落ち着きのある色合いを眺めていると心が癒されるようで私は好きです。
トルコ石はラピスラズリとともに12月の誕生石とされているので、12月が誕生日の人へプレゼントを考えている方は石の意味を添えてトルコ石をプレゼントしてもいいかもしれませんね。