昨夕、関東では震度4の地震がありました。
ゴゴゴォーというような地鳴りが聞こえ、最初は軽い揺れ、次に大きな揺れがやってきました。
机の上のモニターが振り落とされないよう慌てて押えました。
この地震で、4年前に中米で会った青年のことを思い出しました。
ある小さな観光地の安宿に泊まっていた日本人バックパッカーが集まったとき、彼は「院生です。地震を勉強しているんです」と自己紹介しました。
そこから話が盛り上がって、ひとりが彼に質問してみました。
「次、大きな地震が来るとしたらどこですかね?」
こういうことは絶対言ってはいけないと言われているんですが・・・と断った後、「僕は伊豆沖を震源地とした南関東一円だと思います」ときっぱり答えました。
そのとき話していた他のことや彼の顔などは今ではもう思い出せませんが、この言葉がやけに心に強く残り、しばらくは旅先でこのことを吹聴していました。
今回の地震が来るまで、このことはもう長いこと忘れていました。もう5年も前のことです。
ところで、災害が起きたときのための非常食や飲料水を詰め込んだ非常時用バッグを用意していますか?
「備えあれば憂いなし」と私の周りでは、ほとんどの女性が非常時用バッグを用意していますが、私を含めかなりの確率で男性は用意していません。
危機意識にこれだけ性別で差があるのはとても不思議に思います。
他所ではどうなんでしょう??