もうすぐクリスマスですね。
そろそろプレゼントを選びを始める頃でしょうか。
大切な人に送るプレゼントはとても悩むもの。
「気に入ってもらえるだろうか・・・」
「同じものを持っていたらどうしよう・・・」
などなど悩み出したらきりがありません。
プレゼントをサプライズにするか、あらかじめ欲しいものを聞いておくかは人それぞれですが、悩むのが苦手な私は後者を選ぶことが多いです。
しかし「プレゼントで何が欲しい?」と聞くとよく「何でもいいよ」という答えが返ってきます。
この「何でもいい」というのがいちばんの困りものです。
車を買ってあげられるほど財力はないし、UFOキャッチャーのぬいぐるみで済ますわけにもいきません。
「何でもいい」けど《値段は3万円くらいで・・・》、《ファッションセンスが異なるから服以外にしてほしい・・・》など「何でもいい」という言葉に含まれる言外の意味を汲み取るのにあれこれ悩み、結局振り出しに戻ってしまいます。
知人にこういう人がいました。
彼と一緒に行ったニューヨーク。夜にマンハッタンを一望できる高層ビルに連れて行かれ、「君にこのすばらしい夜景をプレゼントするよ」と決め台詞をもらいました。
彼女はいたく感動し、後日、彼からもらったこの素敵なプレゼントについて友人たちに嬉しそうに話しました。
話し終えたとき、友人の一人がぼそっと言いました。
「でもそれってタダだよね」
彼女がロマンチスト過ぎるのか、友人がリアリスト過ぎるのか・・・
プレゼント選びは実に難しいですね。
※念のため付け加えておくと旅費は割り勘です。