葉の色の移り変わりが早くなり、落ち葉が増す季節になってきましたね。
息を大きく吸い込むとその空気の冷たさに冬がもうすぐであることを感じます。
前回、右上腕を3ヶ月前に骨折した話をお伝えしました。
今日は骨折と猫のゴロゴロ声の不思議な関係について書きます。
ネコ科の動物は他の動物に比べて骨折などの回復が格段に早いそうです。
それを不思議に思った医師が研究を重ね、ネコのゴロゴロ声が骨折を
治療し強化しているのではないかという結論に至りました。
ゴロゴロ声を解析した結果、ゴロゴロ声は20Hz~50Hzの周波数を持っておりこの振動が骨折の回復を早める手助けをしていることが判明しました。
ゴロゴロ声の原理を元に現在「超音波治療」という最新治療技術が行われています。
特定の周波数の超音波を骨折部位にあてることで骨の再生を早めるものです。
ただなぜ超音波を当てると骨の再生が進むのかはよくわかっていません。
サッカーのベッカム選手が骨折でワールドカップ出場を絶望視されていたとき、驚異的な回復スピードで奇跡の復活を遂げた裏にはこの「超音波治療」があったと言われています。
日本ではこの「超音波治療」は厚生労働省の「先進医療」に指定され、骨折の手術後には保険がきくのですが手術をしなかった場合には骨折後より3ヶ月以上経っても骨がつきにくい難治性の骨折と診断されなければ保険が適用されないのです。
骨折後に手術も医者より提案があったのですが、自然治癒を選択したため手術は受けませんでした。
骨折後、いくつか病院を回ったのですがどこでも「骨折から3ヶ月以内は超音波治療はできません」と断られました。
スタッフからは、いっそのことネコでも飼ったらどうですかと冗談交じりで言われました。
骨折より約3ヶ月。昨日ようやく医者に「超音波治療を始めますか」と聞かれました。
完全治癒まではまだまだ長い道のりのようです。
参考:
「骨折の超音波治療」 <読売新聞>
「ネコの「ゴロゴロ声」に秘められた能力を探れ!」 <日本テレビ>
TSU
すごいお話ですね。
これが真実ならうれしいです。
….というより信じる事にします。