今年の年賀状は約2000枚。
昨年の台湾に引き続き今回も渡航先のタイから出すことにしました。
年賀状2000枚はスーツケースの3分の1を占める程の量です。
とても一人ではこなせなません。
そこで人件費の安いタイのこと、バンコクでバイトを雇うことにしました。
バイトといってもお店で働いている女の子に声をかけて、「簡単で高給を得られる仕事があるんだけど・・・」とスカウトするだけのものです。
※バーガーキングの学生アルバイトの時給は約80円
日本で同じことをしたらまず間違いなく水商売系のお仕事のスカウトマンですね・・・
何とか1人見つかり、翌日から2人で作業に取り掛かりました。
思ったより重労働で、ラベルを貼るだけですが2人がかりで5時間の作業。
ようやく貼り終え、スタンプを押してもらうために郵便局へ持って行きました。
「スタンプはありません。切手を貼ってください」
郵便局の窓口の女の子はそう言って、10バーツと2バーツの2種類の切手を裏口から持って来ました。
2種類の切手を貼るということはすなわち作業が2倍かかるということ。
「せめて1枚12バーツの切手はないのですか?」と尋ねましたが「ありません」と即答で返ってきました。
郵便局へ向かうときは一仕事終えた解放感で足取りも軽く、意気揚々としていたのですが、ホテルへの帰路は2000枚の年賀状が入ったダンボールの重さを肩にひしひしと感じながら、待ち受けている果てしない仕事に気が遠くなりそうな思いでした。
次の日も指は切手を貼る水でシワシワ、腰と首は疲労でガチガチ、想像以上の大変な労働でした。
今度は2人がかりで9時間の作業でした。
普通の年賀状より、エアメールの方がもらってうれしいかなと安易な気持ちで始めたのですが、あまりの大変な作業に来年は日本から出した方が良さそうです・・・