カトマンドゥの路上で、物憂げな横顔を見せる少年。哲学者のような難しい顔をしているが、何か大切なものを穿き忘れていやしませんか。
いとう某のエッセイ「ネパール人との結婚」に長~いコメントが付きました。ネパール人と日本人のハーフという方からでした。
このエッセイにはよく日本語達者なネパール人やネパール人と付き合っている日本人女性からのコメントが付きます。どれもみんな長文!ややネガティブ。なぜでしょう?┐(´д`)┌
「ネパール人との結婚」にはコメントがたくさん来ますが「インドで結婚した女の子」にはあまり来ません。こちらの方がむしろ衝撃的で考えさせられます。
日本人の女の子が、旅の途中でインドでも最下層の部類に入るカーストのインド人と結婚しました。
インドのカースト制度は日本人の理解をはるかに超えています。人は生まれながらにして「業」を背負わなければならないのでしょうか。
庭師の旅友が言っていました。「インドでガーデナー(庭師)って言えないんすよ。庭師はカースト外の最下位層の仕事だから。ランドスケーパー(造園師)って言わないと」
インドでヒンドゥー語を学びに来ているという日本人の女の子に出会いました。彼女が語った話が強烈な印象として今なお心に棘のように残っています。
「高いカーストがカースト外の最下位層に話す時は言葉が違うんです!物凄く尊大でぞんざいな言葉を使う。私そんなの嫌だけど先生や友人の前ではそうしなくちゃいけない。じゃないと私自身が同じ仲間として見てもらえないから。心が痛みます・・・」