カレン族シルバー ナガ族 先祖伝来 ホワイトハート ビーズ 赤 ブレスレット アンクレット 車輪文様 SV950 a05-03

車輪は「法輪」のシンボル

赤のアンティークビーズとカレンシルバービーズが交互に繰り返すシンプルなブレスレットです。

赤のビーズはホワイトハートと呼ばれるアンティークビーズで、ナガ族（インド）が先祖伝来の装身具として受け継いできた100年以上前のものです。

シルバービーズに刻まれているのは車輪文様です。
車輪は仏教でもっとも重要なシンボル「法輪」を表します。

同じように見える赤のビーズも、じっくり見るとそれぞれが違う表情を持っています。
古色蒼然としたもの、黒い筋があるもの、陶器のような質感のもの。

バラバラになってつなぎ直され、人の手から手へと受け継がれてきたビーズ。
長い時を経て、独特の美しさが宿ります。

写真の留め具のフックは外れやすく、折れやすいため、現在は外れにくい高品質でスターリングシルバー（SV925/イタリア製）のロブスタークラスプを使用しています。

メンズ/レディース兼用。アンクレットにもご利用いただけます。

カレン族の手仕事によるシルバービーズ

カレンシルバーはタイの山岳民族カレン族の手仕事により、伝統的手法で丹念に作られます。
マットな質感が特徴で、刻印一つ一つが異なる表情を持ち、素朴な温かみが心に響きます。

自然と共存する彼らの作るものには、身近に暮らす動植物や生活道具などを象ったものが多くあります。
そこには自然を畏れ敬うアニミズムの思想が流れています。

カレンシルバーの銀純度

シルバーはやわらかい金属です。
純銀では傷がつきやすく装飾品に向かないため、耐久性や強度を補う目的で銅などの金属を混ぜ合わせます。

一般的な装飾品は銀92.5%+銅7.5%の合金が用いられます。
これはスターリングシルバー（Sterling Silver）、SV925と呼ばれます。

カレンシルバーは銀95%+銅5%のSV950が用いられます。
SV925は昔ながらの手仕事には固すぎるためです。

首狩りはナガ族の勇者の証

ナガ族はインド北東部からミャンマー北西部に居住しています。
孤立した地理的条件から独特の文化を保ち、かつては首狩りの風習がありました。
村の繁栄を祝ったり、勇者の証とするために首が狩られました。

ナガ族は衣服をほとんど身にまとわない代わりに、ビーズやタトゥーで身を飾ります。
身につけるビーズによって富や社会的地位を示しています。

世界中を魅了したホワイトハート

ホワイトハートは不透明の白いガラスの層をベースとし、透明から半透明の赤いガラスの層を重ねることで、赤単色よりもぐっと赤色が際立ちます。
中心が白いことがホワイトハートの名の由来です。

1800年代初頭のベネチアで初めて作られ、これまでとは別格の美しさから人気に火が付きました。

生命や活力を象徴する「赤」のホワイトハートは多くの人々を魅了し、世界中に交易品として運ばれました。

車輪文様は仏教でもっとも重要なシンボル

カレン族は敬虔な仏教徒です。仏教で車輪は重要な意味を持ちます。

釈迦の説いた教え（法：ダルマ）があまねく行き渡ることをスポークが中心から放射状に伸びる車輪になぞらえ、法輪（ダルマチャクラ）と呼びます。

仏像が作られる以前の時代、法輪は釈迦自身のシンボルとして礼拝され、現在も仏教共通のシンボルです。

強度十分な日本製の芯入り木綿紐

シルバービーズの内径とほぼ同じ直径の木綿紐を用いることでシルバービーズがガタつくことなく、なめらかで自然なラインを描きます。
しっかり編まれた日本製の芯入り木綿紐を使用しているので強度も十分です。

※入荷時期によって色味、形状、表情に個体差があったり、若干の違いが生じる場合があります。
※色はできる限り正確に表現するよう努めていますが、モニターやモバイル機器の設定、撮影時の照明、写真の拡大などの違いにより、実物よりも大きく太く、実際の色と異なって見える場合があります。