9月に入ったというのに、猛暑が治まる気配すら感じさせませんね。今夏は記録を塗り替える暑さとのことですが、我が家の電気代請求書も記録更新しました。エアコンなしでも寝られる日が早く来てほしいものです。
ブレスレットが着けづらい?
ブレスレットの留め具についてたまに「着けづらい」というお問い合わせをいただきます。
ブレスレットは片手だけで装着しなければならないため、どうしても着けづらいと感じることがあります。よくある天然石のブレスレットでゴム紐や磁石の留め具に慣れているとそう感じるのかもしれません。
クロマニヨンでは、ゴム紐を使用しておりません。
クロマニヨンで使用している留め具は全てシルバーSV925で引き輪、ロブスタークラスプ(カニの手の形)、マンテル(T字とO字)、S字フック等があります。
ゴム紐を使用しないのはデザインの問題もありますが、クロマニヨンはシルバーアクセサリーショップでシルバーにこだわりを持っているためです。
ブレスレットをスムーズに着けるポイント
フックが着けづらいという場合の多くがブレスレットを手首に乗せ、空中でフックを丸管に引っ掛けようとしています。これだとフックを引っ張ることでブレスレットが逃げてしまうため、何度やっても着けることができません。誰でも1度は経験があると思います。
ブレスレットをスムーズに着けるポイントは着ける手首を何か台などに置いて固定することです。
着けづらいと感じている方は次の手順を試してみください。慣れれば5秒とかからなくなります。
左手(利き腕の反対)につける場合
- 左手で留め具をつまんで、右手の人差し指で留め具の爪を押して留め具を開く。
- ブレスレットを机やひざの上に置く。
- 左手首をブレスレットの上に重ねる。このとき留め具は体側、丸管を手首の向こう側にする。
- 左手首を固定し、ブレスレットが動かないようにはさんだ状態を保つ。
- 右手人差し指で開いたままの留め具で、左手首の向こう側の丸管をすくうようにひっかける。
留め具の種類
ロブスタークラスプ – イタリア製
インフィニティクラスプ – イタリア製
マンテル – イスラエル製
引き輪 – イタリア製
マグネットクラスプ – イタリア製
マンテルは抜け落ちる
着けやすそうなので、ロブスタークラスプ(カニの手の形)をマンテル(T字とO字)に交換したいというお問い合わせもたまにあります。
一見着けやすそうに見えますが、実はあまり変わりありません。マンテルフックはT字をO字に対して垂直に立てて通すことによって装着します。
ここがポイントです。手首の動きで何かの拍子にT字がO字に対して垂直になってしまうことがあります。
こうなるとブレスレットは音もなくするりと抜け落ちます。これを防ぐためにマンテルフックのブレスレットは手首に対して少しきついと感じるように製作します。
常に引っ張られ緊張した状態であれば手首の動きでT字がO字に対して垂直にならず、抜け落ちることがないからです。
少しきつめで製作しなければ抜け落ちる可能性が高くなり、きつめで製作するため着けにくくなります。
以下の2品は以前インドネシア製のマンテルフックを使用していました。
しかし質があまりよくないようで折れてしまったり、T字の横幅がO字の直径に対して短いため抜け落ちてなくしてしまったとのご意見をいくつかいただきました。
そのため現在はT字の横幅がO字の直径に対して長いマンテル – イスラエル製へ変更しています。
留め具の特徴
留め具にはいろいろ特徴があります。装飾品の素材、大きさによって変える場合もあります。
いちばんコストが安くて、着けやすいのは引き輪です。
しかしデザイン的にはありふれていてインフィニティクラスプと比べると見劣りします。
価格差は7~10倍程あります。
以上フックについてのよもやま話でした。