電気も水道もない山奥のカレン族の村。険しい山の斜面にカレン族の伝統的な高床式家屋が密集して建てられています。
床も壁も竹で隙間だらけなので、お隣さんのいびきだって聞こえてきます。実は電気水道だけでなくトイレもありません。軒先で用を足すと床下で飼っている豚が人間の落し物を全てたいらげてくれます。
山奥のカレン族の村
カレン族の村では豚が村の清掃係りです。寝るとき以外働き続ける働き者です。豚は食料となり人間を肥やし、豚の糞は肥料となり穀物、野菜を肥やす。これこそまさに循環型社会!究極のエコです。
カレン族の女性は年頃になると自分の豚を育て始めます。豚を大きく育て、結婚資金にあてます。結婚まで面倒を見てくれる豚。えらいぞ豚!すごいぞ豚!いつもおいしくいただいています。
床下で飼われている豚