チェンマイ旧市街の城壁
タイの古都チェンマイ
私は今、タイの古都チェンマイに来ています。
先日、カレン族銀細工の村を再び訪れることをお伝えしましたが、明日そのカレン族の村へ向かう予定です。
本日はチェンマイをかいつまんでご紹介します。
チェンマイは13世紀半ばから19世紀末頃まで続いたラン・ナー(ラーンナー)王朝の王都でした。
13世紀はモンゴル族に建てられた元が領土を拡張していた時代です。
ラン・ナー王国は元の勢力に押し出されて南下し、13世紀末頃に現在のチェンマイに都を建設しました。
日本では鎌倉時代にあたり、元寇の時代と重なります。
700年の歴史を持つ古い街で、高い城壁と堀で堅牢に囲われた景観が幾度もの戦乱をくぐりぬけてきたことを伺わせます。
タイの京都
古い都ゆえに多くの寺院が存在します。チェンマイの女性の話す言葉は上品とされ、色白の女性の割合が高いチェンマイは美人が多いことで有名です。
お寺の多い京都、雅な京都弁、麗しい京美人とよく似ていますね。
ただしお寺は金ピカで日本のお寺とはまったく異なる景観です。
奈良の大仏は今でこそ黒々としていますが建立時は金ピカでした。
ブファラム寺
むしろタイのお寺のほうが仏教寺院の古い景観をとどめているのかもしれません。
これはタイ語でギレン、日本では麒麟と呼ばれる空想上の生き物です。
所変わればずいぶん姿形も変わるものです。
ギレン(麒麟)
詳細はまた追ってご報告します。ご期待ください!