義勇兵慰霊碑の義援金に3000万円
台湾先住民出身の「高砂義勇兵」戦没者を祭る慰霊碑の保存のため、
「高砂義勇兵英霊慰霊碑を守る会」が行ってきた義援金受け付けが三十日締め切られた。
この間、産経新聞読者等から寄せられた義援金は総額三千百四十五件、
三千七十五万八千五百十一円にのぼった。守る会は台湾側へ寄付の手続きに入る。
義援金は慰霊碑の保存を求める国民の声にこたえ、
八月六日から守る会を中心に呼びかけられていた。産経新聞 平成16年10月1日 14判 28面
前回「高砂義勇兵」慰霊碑“撤去”の危機について書きましたが、義捐金の結果が報告されました。
結果はわずか2ヶ月で目標額1600万のほぼ倍の3075万が集まったようです。
予想以上の成果にただ驚くばかりです。
これで最悪の結果は何とか避けられそうです。
高砂族はその存在でさえあまり知られていないので、正直なところ目標額に達するのは難しいだろうと心配していました。
7月にこのニュースを初めて知ってずっと気がかりだったのですが、これでようやくひと安心です。
台湾にいく機会があれば、この慰霊碑を見届けてきたいと思います。